お客様について
バンダイナムコエンターテインメント(以下、BNE)様は、“遊びの未来”を創り続けるエンターテインメント企業として、多様なファンに向けたオンラインサービスやコミュニティづくりを積極的に推進しています。その中でデジタルテクノロジー部(以下、デジテク部)様は、ゲーム以外に広がり続ける顧客接点に対し、より良い体験を継続的に提供するためには、プロダクト開発における一貫した思考とアプローチの確立が必須となっていました。
多様化し続けるエンタメの世界で常に価値ある顧客体験の提供を
BNEデジテク部様は、顧客向け新規デジタルサービスの立ち上げに際し、以下の課題を抱えていました。
プロダクト開発に関する知識・スキルのばらつき
共通の考え方・アプローチがなく、顧客体験を起点にした意思決定が難しい
UX/UI改善の考え方を実業務に落とし込むノウハウが不足
こうした状況の中で、「組織として、継続的に価値ある体験を届けられる能力を強化したい」と考えていました。
Slalom のアプローチ
Slalom Japanは、BNEデジテク部様と共に “顧客起点でサービス開発を実践するための基礎スキルセット” を定義し、それを組織に根付かせるためのプログラムを設計しました。
1. 必要スキルセットの可視化と整理
サービス開発組織に求められる能力を棚卸し
デザイン思考をベースに、調査・企画・検証プロセスを体系化
共通言語として身につけるべき内容とトレーニングカリキュラム策定
2. 基礎スキルの習得トレーニング
UX/UI改善を題材としたワークショップ
顧客インサイト理解、アイディエーション、情報設計などを実践形式で習得
「なぜその体験が必要なのか」を言語化しながら進める実践重視型のプログラム
3. 実務テーマへの伴走支援
実際のサービス開発や改善プロジェクトに並走
トレーニングで学んだスキルを“現場で使う”ところまでサポート
顧客体験を軸にしたサービス開発が動き始める
この取り組みによって、以下の変化が生まれました。
1. 顧客視点でのプロダクト開発の共通言語が部門に浸透
顧客起点で考え・議論できる土台が整い、関係者間での相互理解・意志統一速度が向上。
2. UX/UI改善に基づいた新サービスの品質向上
リリース予定の新規サービスにおいて、ユーザビリティや顧客体験を軸にした改善が進行。
3. “学んで終わり”ではなく、実務で活きるスキルに
単なる研修ではなく、日常のサービス開発・改善にスキルが根付くことで、組織としての能力向上が加速。
お客様の声(BNEデジテク部様)
“顧客体験を軸にしたサービス開発を、組織として本気で取り組むきっかけになりました。”
— バンダイナムコエンターテインメント/デジタルテクノロジー部クロステック課
加賀美 祐 様
「これまでも顧客体験を重視してきましたが、チームによってアプローチや考え方に差があり、共通認識として定着しているとは言えませんでした。
今回の取り組みを通じて、“なぜこの体験が必要なのか”をメンバー同士で議論し合えるようになり、組織として同じ方向を向いてサービスを磨いていける状態に近づいていると感じています。特に印象的だったのは、実際のサービス改善テーマに伴走いただいたことです。単なる研修ではなく、実務で使えるスキルを一緒に身に付けられたことが、社内の自走力につながっています。
今後もこのアプローチを広げながら、より良い“遊びの体験”をお客様に届けていきたいです。」
Slalomプロジェクトリード:Samからのコメント
「知識を理解するだけでなく、『顧客中心で考える』ことを実務にどう活かしていくか経験してもらうことを大切にしました。
BNEデジテク部様はすでに高い専門性と熱量をお持ちであり、「もっと良い体験を届けたい」という想いがチームの中心にありました。
その強い想いを実現できるよう、私たちは共通言語として身につけるべき内容の定義から始め、日常の業務の中で自然とその考え方が活かされる状態を目指しました。
特に、実際のプロジェクトを題材にした伴走支援では、メンバーの皆様が自ら仮説を立て、検証し、お客様視点で改善策を導き出す姿勢が確実に強まっていました。
今回の取り組みは、BNE様の組織がさらに成長し続けるための“土台づくり”の一助になれたと感じています。
“遊びの未来をつくる”その挑戦に、今後もご一緒できることを楽しみにしています。」
BNEデジテク部様と共に築く、これからの“遊びの体験”
本プロジェクトは単なるスキルトレーニングではなく、
「お客様がワクワクする体験を、継続的に創り続けるための組織づくり」
を目的とした取り組みです。
Slalomは今後も、BNEデジテク部様と共に、顧客中心のプロダクト開発を進化させ、“遊びの未来”の創造に寄り添い続けます。